ルーン文字の源流を探して
私が最初にルーン文字に出会ったのは
高校生の時で、かれこれ30年になります。
最初の出会いは
中山星香さんの描かれた「妖精国の騎士」という漫画でした。
ルーンを駆使する魔法使いさんたち。
当時は、ルーン占いはまだ知らなかったので
ただ、この不思議な呪文にあこがれるのみでした。
もちろんこの漫画のように魔法の文字としても有名ですが、
でもでも、実は、
筆記文字として実際に使われていた文字であり、
ラテン文字が普及する前までは、ヨーロッパから西アジアの一部の広い範囲で使われていたそうです。
ルーン文字のルーツをひも解くと
古代エジプト文明のヒエログリフに端を発するエトルリア文字の影響を強く受けていたのではないかといわれています。
エトルリアは、古代ヨーロッパの国の一つで現在のイタリア中部あたりに存在した謎の多い。
いろいろ調べても、私が知りたいことがまだ見つからなくて・・・。
つい先日、古代オリエント博物館で
「世界の文字の物語」展が開催されているのを知りました。
エトルリアについても知りたかったし、
ルーン文字の源流を自分なりに再調査したくて行ってきました。
残念ながら、ルーン文字に関する部分の展示については
期待外れだったのですけれど、
エトルリア文字の刻まれた古代のコインを見ることができました。
私的にヒットだったのは、
古代メソポタミアの粘土板の書簡
素焼きの粘土板に刻まれた書簡をさらに素焼きの粘土の容器に封印して、届けられていたそうです。
当時のお手紙は重くて壊れやすかったんだ~
なぜか、そこがツボでした(笑)
それと、古代文字で自分の名前が書けるコーナーがあって
私の占い師名の「ほしよみゆき」
ライター名「水穂ゆき」
押しまくってきました。
これ、私は、楽しかったです。
ルーン文字の源流、見に行ったのに、
「世界の文字の物語」
私には、インパクトは薄かったんですけど
なかなかツボにはまる展示でした。
ルーン文字の源流については
またいろいろとマニアックな文献を探してみようと思います!
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6月の「代々木第三の眼」での鑑定予定
6月10日(金) 12時から21時半
6月24日(金) 12時から19時まで
偶然必然